遺言イメージ

遺言書の書き方をきちんと守らないと無効になってしまいます

私の母親は、私たちを育ててくれる時にこそものすごい倹約家だったのですが、子供が全員社会人となりお金がかからなくなってから、ものすごい浪費家になってしまいました。
贅沢をしているなとは思ったものの、父の退職金はほとんど手つかずで残っていたことを知っていましたし、私たち兄弟姉妹は全員結婚式の費用も自分たちで貯めて捻出しているので、両親の貯金はしっかり残っていて裕福に暮らしているのだとばかり思い込んでいました。
実家の家計の内情を知ったのは、数年前に父が死去したことがきっかけです。
葬儀についての打ち合わせをする時に、母から葬儀代が支払えないからなるべくお金をかけずに葬式をあげたいと打ち明けられました。
さらに、葬儀をあげても、父の生命保険の100万円がおりてこないと、支払えないことも相談されて、皆愕然としてしまいました。
とりあえず、姉が葬儀代を建て替えて支払い、父の生命保険と香典などでなんとか費用は賄えました。
葬儀の後、母に預金通帳を見せてもらい、本当にお金がすっからかんなのを知って高齢の母の行く末が心配になってしまいました。
そこで、皆で話し合った結果、私が数年後に実家へ入り一緒に暮らすことになりました。
私の夫も、夫の両親も、嫁の実家でのますおさん状態になることにも賛同してくれたので、トラブルになることもなく、すんなり決まった感じです。
そこで、母と話をし、遺言書を書いてもらうことにしました。
というのも、たまたま見ていたテレビでの、相続トラブルを見たからです。
いくら仲の良い兄弟姉妹でも、ことお金に関する事はトラブルの種になるんだと知りました。
我が家は絶対に大丈夫だと思っていても、結婚して自分の家庭を持てば皆少しでも我が子にお金を残したいと思うものです。
となると、私が1人で将来にわたって母の世話や介護をし、同居して実家が自分のものになると思っていても、財産分与を要求されるかもしれません。
母に遺産がないのは皆分かっていますし、私たち一家が実家に入ることで母の生活費の心配をしなくても良くなることも分かっているはずです。
それでも、いざ母が天に旅立った時には、一戸建てと土地という財産があるのだからと、遺留分を請求されてしまうかもしれません。
そんなトラブルを防ぐためにも、母に遺言をきちんと書いてもらうつもりです。
しかし、遺言状というのは、書き方が違ったり何か1つ手違いがあるだけで無効になってしまうものです。
実際、テレビで見た過去の事例だと、日付を書き忘れていたというだけで、遺言が無効になり、両親と同居していた長男は家を売って皆に渡す遺留分を支払ったという切ない結末になったようなのです。
我が家の家族に限って、そんなことにはならないと思ってはいますが、そんな最悪の結果を招かないためにも、きちんと書き方を確認しておくつもりです。
本を買って間違いのないように書いてもらおうとただいま勉強中です。

Copyright(C) 2011 yuigon.com All Rights Reserved.