遺言イメージ

父が病気を期に相続を考え遺言を書きました

私は兄と姉との三人兄弟の末っ子です。
兄は家のあとを継がず、家を出て別の場所で土地を購入し家を建てて、嫁と子供2人の家族4人で住んでいます。
姉はバツ1出戻りで実家暮らし、私は親の事業を継ぐように脱サラを余儀なくされて現在は親と同じ建物で別部屋に住んでいます。
親はバブル期に貯めたお金で、バブル崩壊後に土地を購入し、マンションやビルを建て同様に駐車場の整備をし、不動産収入と祖父の時代から小さな事業を建てたビルの一角で営んでいます。
事業は小売の零細店舗で年々売上げは下がり、あまり将来性があるとは言えません。
不動産収入はビルは空きが出てきてマンションも3割ぐらいが空きとなっています。
駐車場は料金を下げたことで空きはなく、不動産の収入が減ったとは言え、細々と営む事業と不動産収入でそこそこ生活は出来ています。
父はサラリーマン経験がなく、厚生年金の受給をしておらず、国民年金のみですがバブル期に増やした株の配当が一年間に300万円ほど入りますので、父自体はそこそこ楽な生活が送れています。
父が今年の夏に癌を患って以降、相続に関する不安が出てきました。
不動産と株券を多く所有する父が亡くなれば、相続でのトラブルが想定され、司法書士に依頼して公正証書遺言を残すことにしました。
遺言の内容はあと継ぎの次男である、妻の半分以外の資産をすべて移すということでした。
父の資産は土地建物、株式、預金、その他の金融資産を含めれば2億円強です。
兄はマイホーム購入資金として父から4000万円受けています。
父は、今後出てくる建物の修繕費などが大きく掛かるということや毎年支払う高い固定資産税の負担などを考えて、兄には財産分与として家を建てたということで相続とし、その他の財産は私にという意味で遺言を書き残しました。
ただこのことが分からない間は良かったのですが、父がそのことを兄を呼びつけて言うと、兄の嫁が相続の権利を主張してきて、弁護士を付けると言ってきました。
ある程度、想定されていましたので、予め公正証書遺言を書き残しておいたので、大きなトラブルを避けることが出来ました。
公正証書遺言が残されていたことを聞くと、兄の嫁は一切実家と連絡をとることはなくなりましたが、私としては幸いです。

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